内容説明
建築環境工学は、研究が進んで細分化するに従ってどんどん難しくなっている。本書は「よくわかる一貫した内容の入門書」をめざして書かれたものである。熱・湿気環境、空気環境、音環境、光環境の4章に大別し、基礎事項、その環境の目標値、自然を生かした環境設計のための知識、よりよい環境をつくるための人工的な助けを得るための基礎知識という順序を大筋で踏んで解説している。
目次
序論(建築環境工学が建築学の中で占める位置と内容;建築環境工学の歴史的な成り立ち;環境工学で用いられる単位)
熱・湿気環境(温熱要素に関する基本事項と快適条件;屋外気候;太陽位置と日照;熱環境;湿気と結露;冷暖房計画のための基礎知識)
空気環境(空気汚染の種類とその指標;空気清浄に関する目標値;必要換気量;換気計画;室内気流と通風計画)
音環境(音に関する基本事項;騒音防止計画;音響設計計画)
光環境(光に関する基本事項;採光計画;人工照明計画)
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