出版社内容情報
ゲノムデータや構造データの奥にある法則を探る第一歩として、蛋白質の運動と反応におけるゆらぎと柔らかいダイナミクスについて解説。さらに「確率論的細胞生物学」ともいえる細胞ダイナミクスの定量的理解を試みる。
内容説明
本巻は、ゲノムデータや構造データの奥にある法則を探るための第一歩として、蛋白質の運動と反応におけるゆらぎと柔らかいダイナミクスについて解説するとともに、「確率論的細胞生物学」ともいえる、細胞ダイナミクスの定量的な理解を試みた書である。
目次
1 柔らかいダイナミクスの空間と時間とエネルギー
2 蛋白質フォールディング:蛋白質は自発的に秩序構造をつくる
3 蛋白質フォールディングのエネルギーランドスケープ描像
4 蛋白質の進化シミュレーション
5 ソフトマシンとしての蛋白質
6 生体分子ネットワークの柔らかいダイナミクス
7 確率的細胞生物学へ
著者等紹介
笹井理生[ササイマサキ]
1985年京都大学大学院理学研究科博士後期課程満期退学。2006年名古屋大学大学院工学研究科教授、理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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