ベイジアンネットワーク入門―確率的知識情報処理の基礎

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  • サイズ A5判/ページ数 205p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784563015756
  • NDC分類 417.1
  • Cコード C3055

内容説明

ベイジアンネットワーク(BN)は、確率的に与えられる知識の一般的な表現方法である。BNに関して種々の情報が交錯しているが、本書では、理論的に実証されている事柄についてのみ取り上げ、予備知識を仮定せず、大学初年次の微分積分および線形代数の素養があれば、証明を追うだけですべて理解できるself‐containedな内容になっている。4部構成で、具体的な例を盛り込みながら丁寧に解説。BNの理論的な把握をしたい情報処理技術者、確率論の応用に興味のある応用数理の学生、研究者にとって斯学の絶好の入門書である。

目次

1 確率論の基礎(集合;確率;分布関数;Kuiiback‐Leibler情報量)
2 グラフィカルモデル(条件付独立性;無向グラフ;Markovネットワーク依存モデルの無向グラフによる表現;有向グラフ;Bayesianネットワーク:依存モデルの有向非巡回グラフによる表現)
3 統計的学習(大数の法則と中心極限定理;データ圧縮;MDL基準;条件付確率の推定;有限型Bayesianネットワークの学習;Gauss型Bayesianネットワークの学習)
4 確率的推論(確率分布の計算;確率的推論におけるNP困難性;統計力学との関連)

著者等紹介

鈴木譲[スズキジョウ]
1960年東京都生まれ。1984年早稲田大学理工学部卒業。1989年早稲田大学大学院理工学研究科退学、同大学助手、青山学院大学理工学部助手、大阪大学理学部講師、Stanford大学客員講師(’95‐’97)、Brown大学客員科学者(’98)、Yale大学客員助教授(’01‐’02)等を経て、大阪大学大学院理学研究科准教授。博士(工学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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集合の基礎的な知識の説明から確率について、主に解析学6と確率論1の内容が書かれている。Kullback-Leibler情報量は初見だった。グラフィカルモデル、統計力学は個人的にマッチしなかった。MDL基準や確率分布の計算が個人的にフィットしているのでこれを中心に勉強していこうと思う。2015/01/26

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