出版社内容情報
「一村一品運動」そして「地域連合構想」。「むらおこし」で地域活性化の希望の星となった著者が、独特の哲学とアイデア溢れる施策で評価の高い大分県政11年の軌跡を語る。
内容説明
列島を席巻した著者提唱の「一村一品運動」は地域活性化の切り札となり、国内はもとより、ペレストロイカのソ連をはじめ海外からも問合わせや見学者が絶えない。東京のパワーに崩されない地域のグループをつくるため、「九州議会構想」を提唱し、“県際化”の発想で直接の海外進出にも先鞭をつけつつある。まさに、“グローバルに考えローカルに行動する”著者ならではの実践である。大分県知事。
目次
あたらしく県政を担当して
80年代の県政
活力ある県政をめざして―地方化と国際化
あたらしい「豊の国」づくりをめざして
地方経営の時代―第二期県政のスタートにあたって
21世紀に向けての人づくり
ハイテクと県民文化の創造
地方試練の時代と地域連合
地方新時代の構築に向けて
ブレイクスルー(難関突破)の地域戦略
新しい発想・新しい希望