出版社内容情報
近年、研究の道具として一般に用いられるようになってきた画像処理について、原理・理論からはじめて実際のプログラミングの実行までを、初学者が容易に理解できるように配慮しまとめられた入門的解説書
内容説明
画像処理は、情報関連分野だけでなく、他分野においても研究の道具として一般に使われるようになってきている。本書は、情報関連分野以外の学生向けに、画像処理の専門家でなくともその原理・理論を理解し、研究に使えるテクニックを身につけられるよう、画像処理の基礎から、実際のプログラムの作成・実行までを、さまざまな例とともにやさしく解説した入門的解説書である。
目次
Visual Studioの使い方と画像の読み込み・表示
簡単な画素操作によるカラー画像処理
濃度値変換による画像の強調
移動平均フィルタ
メディアンフィルタ
線形フィルタ処理
画像の2値化
領域分割
2値画像処理
輪郭のベクトル化
ハフ変換による直線の描出
色変換
離散コサイン変換と画像圧縮
テンプレートマッチングによる対象物の検出
ブロックマッチングによる差分画像の生成
細胞画像の例
ブロブ計数の例
著者等紹介
内村圭一[ウチムラケイイチ]
1975年熊本大学大学院工学研究科電子工学専攻修士課程修了。国立大学法人熊本大学大学院自然科学研究科教授。工学博士
上瀧剛[コウタキゴウ]
2007年国立大学法人熊本大学大学院自然科学研究科博士後期課程システム情報科学専攻修了。現在、(株)日立製作所生産技術研究所博士(工学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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