出版社内容情報
観光の視点から地域の実態を調査・分析。観光の現状と課題を論じ、地域特性・観光資源を活かした地域振興策と魅力ある新しい観光まちづくりを示唆する。
内容説明
本研究では、それぞれの4観光地の特性分析をして、観光地の発展過程やその変貌を扱っている。
目次
第1章 農業と観光との結びつきを実現した農山村地域―群馬県新治村(地域特性;猿ヶ京三国温泉郷の発展過程;猿ヶ京地区における民宿の発達;リゾート開発計画とリゾート地域の形成;農村地域への観光事業の進展;乱開発抑制への取り組み;計画と計画者の必要性;追録 その後の事業展開)
第2章 交通変革に揺れ動く島嶼地域―佐渡市(観光者の増加と市町村間における観光者数不均衡要因;観光の経済効果;地域振興へ向けた今後の取り組み;追録 1992~2004年までの状況)
第3章 車社会への対応に苦慮する門前町―香川県琴平町(観光地特性;観光地構造の変化;計画への課題と提言;追録 1976年以降の変貌)
第4章 景観づくりと観光振興に取り組む町並み保存地域―川越市(川越市一番街商店街地域における商業振興と町並み保全;景観からの地域づくり―川越市蔵造りの町並み整備を語る;地域ブランドとしてのサツマイモのイメージ形成;追録 1997~2005年までの景観・商業施設の変化)
著者等紹介
溝尾良隆[ミゾオヨシタカ]
1941年東京都に生まれる。東京教育大学理学部地学科地理学専攻卒業、理学博士。財団法人日本交通公社主席研究員、立教大学観光学部教授を経て、城西国際大学観光学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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