内容説明
本書は、大学・短期大学・専門学校などの観光関係の学生諸氏や地方自治体の観光行政に携わっている方々、そして広く観光事業者などに対しても、観光地理学の基本的内容を概説したテキストとして著わされたものである。第1編観光地理学総論と第2編観光地理学特論とに大別。第1編は観光地理学序説、観光地発達史、観光の地域的展開、観光地の特性と観光開発、観光地の環境保全と観光地計画の5章で構成され、第2編は2章からなり、日本の事例として温泉観光地―群馬県草津温泉、過疎山村のスキー場―福島県舘岩村、テニス民宿地―千葉県白子町を、そして外国の事例では、韓国の新興温泉地―釜谷温泉、ドイツの温泉リゾート―バーデン・バーデン、スイスの山岳リゾート―グリンデルバルト、アメリカ合衆国の海岸リゾート―ハワイを取り上げて、その発達と地域的展開、課題などについてより詳細に論じた。
目次
第1編 観光地理学総論(観光地理学序説;観光地発達史;観光の地域的展開;観光地の特性と観光開発;観光地の環境保全と観光地計画)
第2編 観光地理学特論(日本の観光地の事例研究;外国の観光地の事例研究)
観光地調査法
著者等紹介
山村順次[ヤマムラジュンジ]
1940年大分県生まれ。1968年東京教育大学大学院理学研究科博士課程修了。現在、千葉大学教授。理学博士
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