出版社内容情報
いまや誰もが知っている童話「シンデレラ」。日本においては明治期にヨーロッパからもたらされたと思われているが、それだけではない。日本のシンデレラ受容史からさかのぼり、アジア地域、アフリカへと物語の起源に迫る。
【目次】
内容説明
いまや誰もが知っている童話「シンデレラ」。日本においては明治期にヨーロッパからもたらされたと思われているが、それだけではない。日本のシンデレラ受容史からさかのぼり、アジア地域、アフリカへと物語の起源に迫る。
目次
序章 日本のシンデレラ受容の二重構造
第1章 どうしてシンデレラが注目されるのか
第2章 日本のシンデレラはどこから来たか
第3章 シンデレラの原話を求めて
第4章 ヨーロッパ伝播ルートのシンデレラ
第5章 呪的逃走というシンデレラの類話
第6章 中近東からアジア伝播ルートのシンデレラ
第7章 ホモ・サピエンスの大移動とシンデレラ
第8章 歴史が語る人類移動の痕跡
終章 欧米文明至上主義のシンデレラ観の見直し
著者等紹介
浜本隆志[ハマモトタカシ]
1944年香川県生まれ。関西大学名誉教授。ワイマル古典文学研究所、ジーゲン大学留学。博士(文学)。ドイツ文化論・ヨーロッパ文化論専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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