出版社内容情報
シャーロック・ホームズがワトスンとともに歩いたロンドンの街並みを様々な図版で「再現」。人々の生活や発展する都市の姿を、ヴィクトリア朝と現代を見比べながら「探索」したヴィジュアル百科登場!
内容説明
名探偵とともに時空を超えて旅立とう!ホームズがワトスンとともに訪れたレストランから現代のシャーロックの活躍まで、縦横無尽にロンドンを!
目次
第1章 19世紀末ロンドンの“神秘的な外套” 霧、辻馬車、そして4本足の友人たち
第2章 ウェスト・エンドからウェストミンスターへ ホームズ物語の中心地
第3章 ブルームズベリーからバーツへ 死の気配がする
第4章 チャリング・クロスからセント・ポール大聖堂へ 名探偵の足跡をたどって
第5章 ソーホーとコヴェント・ガーデン 食べて、飲んで、笑おう
第6章 さあ、西へ向かうぞ! 緑地帯ケンジントンへ
第7章 ミステリアス・イースト “スクウェア・マイル”と、その先
第8章 霧の向こうへ ホームズとともに街を出る
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パトラッシュ
116
ホームズと同時代の英国史や文化を辿る本は多いが、彼が活躍した当時のロンドンで市民がどのように生きたのかを探究していく。大英帝国最盛期の爛熟した文化と対照的なイーストエンドの下層階級の生態、街を駆け回る馬車の御者や馬の有様、一世を風靡したスピリチュアリズムの流行と歓楽街の成立、今日のロンドンを作り上げた建築や郵便システムの発達まで、大量の写真や絵を掲載して世紀末の大都会を覆う濃密な空気を再現していく。ジェレミー・ブレット版のドラマは原作の雰囲気をよく伝えているとされるが、微妙な部分で違うように思えてしまう。2025/05/08
timeturner
5
重いハードカバーだけどガイドブックというより資料本だからいいか。写真や図版が大きめサイズでたくさん掲載されているので楽しいし。でも、じっくり読みたい本文が横書きなのはなあ。間違い探しクイズは素人の私には何が楽しいのかよくわからなかった。誰もが最初から最後まできっちり読むとは限らないので、誤った記述を信じてしまう人もいそう。2025/05/18
takao
0
ふむ2025/04/20