出版社内容情報
生物の多様性とは何を意味し、なぜ必要とされるのか? 人類はこれから生物とどのように向き合ってゆくべきなのか? 100余点の地図やグラフィックデータを用い、現状と課題、これから迎える世界を多角的に分析・解説する。
内容説明
生物世界の多様性が一目瞭然でわかるアトラス!100点あまりの地図やグラフィックデータは、めったに聞くことのできない話題に満ちている。破滅的事態に焦点をあてるのみならず、とりわけ、生きものの世界の豊かさ、その複雑さ、数えきれない相互作用についても語っている。
目次
生きもののバランス(アンバランス)(自然、生物多様性、生きもの;長期のバランス(アンバランス)とマクロシステム ほか)
一義的原因から複雑なプロセスまで(人間が多すぎる?;人為的に変えられた惑星 ほか)
進め方、アプローチ、示唆に富んだ経験(生きものの適応力;公的アクターの重要な関与 ほか)
バランス(アンバランス)のコントロール(生きもののリスクをコントロールする;固定し排除する保護はしない ほか)
著者等紹介
ボルトラミオル,サラ[ボルトラミオル,サラ] [Bortolamiol,Sarah]
CNRS(フランス国立科学研究センター)研究員(LDYSS研究室)。とくに人間や動物の空間的共存の様式、その制度的枠組に関心がある
ブレディフ,エルヴェ[ブレディフ,エルヴェ] [Br´edif,Herv´e]
パリ第一パンテオン=ソルボンヌ大学地理学教授、CNRS研究員(LADYSS研究室)。カイロプラクティックの施術師でもある
シモン,ローラン[シモン,ローラン] [Simon,Laurent]
パリ第一パンテオン=ソルボンヌ大学名誉教授。科学評議会の委員もつとめる(ユネスコMAB、ITTECOPプログラムなど)
吉田春美[ヨシダハルミ]
上智大学文学部史学科卒業。フランス語翻訳家
ラボルド,グゼマルタン[ラボルド,グゼマルタン] [Laborde,Xemartin]
「ル・モンド」紙のカルトグラファー。パリ地政学研究所とフランス国立地理学で学び、いくつかのアトラスの製作に参加する
ピカール,フロリアーヌ[ピカール,フロリアーヌ] [Picard,Floriane]
2019年から「ル・モンド」紙のカルトグラファーをつとめる。パリ地理研究所とフランス国立地理学校を卒業後、出版部門、とくにエリック・オルセナの著書『地は乾く』(ファイヤール、2022)の地図製作、雑誌(リストワール)や教科書にも参加。政治地図の専門家でもあり、2017年から2019年まで国土団結局で地図の作成にたずさわる
シモネ,ヴィクトル[シモネ,ヴィクトル] [Simonnet,Victor]
2020年から「ル・モンド」紙のカルトグラファーをつとめる。パリ地理学院と国立地理学校を卒業後、とくに地政学関連の記事、コンピュータのグラフィックデータやヴィジュアルのフォーマットの製作にあたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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