古代ローマの日常生活―24の仕事と生活でたどる1日

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古代ローマの日常生活―24の仕事と生活でたどる1日

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  • サイズ 46判/ページ数 309p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784562071616
  • NDC分類 232.8
  • Cコード C0098

出版社内容情報

ハドリアヌス治世下ローマのある1日を、そこに暮らす24人の視点から案内するユニークな歴史読み物。夜間警備員から宅配人、御者にパン屋にお付きの奴隷まで、さまざまな日常生活のなかに本当のローマが見えてくる。

内容説明

パン屋、巫女、石工、居酒屋店主、洗濯屋、祭司、占星術師…「世界都市」で日々を暮らすローマ市民のリアルな生活があざやかによみがえる。24人の仕事と生活の1時間が街の中でつながっていく。専門家が確かな資料を基に物語のように活写!

目次

夜の第6時 夜警が苦情を処理する
夜の第7時 御者が渋滞にはまる
夜の第8時 パン屋が仕事を開始する
夜の第9時 奴隷少女が朝食の準備をする
夜の第10時 母親が病気の赤ん坊を看病する
夜の第11時 帝国の飛脚がブリタンニアへ出発する
夜の第12時 男子生徒が朝の授業に出席する
第1時 元老院議員が保護者に会いにいく
第2時 ウェスタの巫女が水をくみにいく
第3時 法学者が訴訟に取り組む
第4時 10代の娘が恋人と別れる
第5時 石工が皇帝の墓作りに取り組む
第6時 昼食時の居酒屋店主
第7時 水と時計職人が計画を開始する
第8時 浴場の案内係が客の到着を記録する
第9時 一家の女主人が晩餐の準備をする
第10時 洗濯屋が遅番で働く
第11時 料理人が必死になる
第12時 女性祭司が犠牲式の準備をする
夜の第1時 香辛料商人が晩餐に出かける
夜の第2時 売春婦が客を見つける
夜の第3時 占星術師がホロスコープを作る
夜の第4時 剣闘士の腕の見せどころ
夜の第5時 食客が夕食の宴から帰る

著者等紹介

マティザック,フィリップ[マティザック,フィリップ] [Matyszak,Philip]
オックスフォード大学セントジョンズ・カレッジにおいてローマ史で博士号を取得。ケンブリッジ大学成人教育校のeラーニングコースで古代ローマ史を教えている

岡本千晶[オカモトチアキ]
成蹊大学文学部英米文学科卒業。翻訳家。吹替を中心に映像翻訳にも従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たま

52
古代ローマが舞台の小説を読んでいるので手に取った本。面白かった。紀元2世紀ハドリアヌス治政下の1日、零時の夜警に始まり、野菜を運び込む近郊農民、パン屋…と24時間に合わせ24の仕事(学生や主婦も)を紹介するローマ生活密着ドキュメンタリー。図版や文学作品の引用も巧み。地図もあると良かったのに。夜警、飛脚、裁判、祭祀など制度で定められた仕事に興味を惹かれた。奴隷の自由意志も規定があったらしい。以前密偵ファルコという探偵シリーズを愛読していたことを思い出した。英語圏には古代ローマ愛好家が多いと見える。2022/07/26

サアベドラ

35
A.D.137年、ハドリアヌス治世下の帝都ローマの一日を24時間に分け、1時間につき1人の計24人の様々な身分や職業のローマ市民の生活を描いた歴史ドキュメンタリー。著者はケンブリッジ大学の講師。ウェスタの巫女や剣闘士といったローマならではのものから、洗濯屋や浴場の案内係といった習俗がよくわかるもの、はたまた食客(要するに金持ちのヒモ)や下級役人に振られた裕福な商人の娘なんてのも出てくる。後半の饗宴で出す料理をめぐるドタバタ劇など、ストーリーも工夫されていて通読して飽きない作りになっている。2022/06/01

rosetta

24
ハドリアヌス帝の治世下古代ローマは最盛期を迎えていた。ある九月の一日、ローマの元老院議員から売春婦まで、24人のローマ市民がありふれたローマの日常を見せる。彼らは自分たちがどれ程恵まれた時代に生きているかを自覚しない。家賃を稼ぎ明日のおマンマの為に汗水垂らす。だが何時でも明日は今日より良くなると言う希望は誰もが持っている。これって高度成長期の日本と一緒じゃないか!『古代ローマ旅行ガイド』や『古代ローマ軍非公式マニュアル』の筆者の作品。緻密な考証の元で映像化してくれたら嬉しいな2022/06/14

遊未

7
時はハドリアヌス帝治世下。その24時間を24人の庶民に起きた出来事で繋ぐ物語。始まりは唐突だけど、時には収束しながら24時間目に向かいます。宗教(ウェスタ、イシス)や科学(水時計)、ホロスコープまで網羅しているのはお見事。同様の著作は複数ありますが、この著者の本は読みやすく想像力を刺激してくれる点でお薦めです。2022/07/06

てり

3
137年9月、ハドリアヌス帝の古代ローマ。とある1日を1時間ごとに色んな職業のストーリーをつなげてローマ人の生活を描く。当時の生活や風俗が活写されていて興味深く読めた。もう少し図があったらなお良かった。2022/09/29

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