出版社内容情報
アメリカ建国の父トマス・ジェファソンのプランテーションをはじめ、アメリカの奴隷制度にゆかりの深い場所を実際に巡り、何世紀ものあいだ黒人が置かれてきた境遇や足跡をたどる、異色のアメリカ史。
内容説明
建国の父トーマス・ジェファーソンのプランテーションをはじめ、アメリカの奴隷制度と密接な関係のある数々の場所を巡り、米国史の深層を描き出す異色のノンフィクション。NYタイムズ10ベストブックス・オブ・2021、バラク・オバマ元大統領の2021年ベストブックス、ワシントンポスト注目のノンフィクション50選。
目次
“この都市全体が奴隷制の記念碑”プロローグ
“歴史と懐古は別もの”モンティチェロ・プランテーション
“空の下に開かれた本のように”ホイットニー・プランテーション
“ここで起きたことは変えられない”アンゴラ刑務所
“真実かどうかよりも”ブランドフォード墓地
“独立の日”ガルヴェストン島
“わたしたちは善人だった?”ニューヨーク市
“ひとりの奴隷でも充分すぎる”ゴレ島
“わたしはそのなかを生きていた”エピローグ
著者等紹介
スミス,クリント[スミス,クリント] [Smith,Clint]
『アトランティック』誌スタッフ・ライター、詩人。詩集『系譜を数えて(Counting Descent)』(未邦訳)が、2017年にアメリカ図書館協会黒人推進委員会よりベスト・ポエトリー・ブック文学賞を受賞、およびNAACP(全米黒人地位向上協会)イメージ・アワードの最終候補作品に選ばれた。ニュー・アメリカ、アート・フォー・ジャスティス、カウェー・カネム財団、アメリカ国立科学財団よりフェローシップを取得。『ザ・ニューヨーカー』、『ニューヨーク・タイムズ・マガジン』、『ポエトリー』、『パリ・レヴュー』などに作品を発表している。デイヴィッドソン大学で英語学学士号、ハーヴァード大学で教育学博士号を取得
風早さとみ[カザハヤサトミ]
明治学院大学大学院文学研究科修了。大学の非常勤講師等を経て、書籍翻訳に携わるようになる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヘラジカ
M K
-
- 和書
- 絹の都 - 密詩集
-
- 電子書籍
- 愛人と呼ばれても【あとがき付き】 ハー…