コージーブックス 億万長者の究極ブレンド―コクと深みの名推理〈１３〉

コイル，クレオ【著】〈Ｃｏｙｌｅ，Ｃｌｅｏ〉/小川 敏子【訳】

原書房（2015/09発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 529p／高さ 15cm
• 商品コード 9784562060436
• NDC分類 933
• Cコード C0197

出版社内容情報

命を救った人はIT業界の成功者！お金があれば夢は叶う？ゴージャスで危ない億万長者の世界へようこそ。芳ばしい香り漂うミステリ。

「ユンヨン」「アントチーノ」「ボンボン」――
そんな誰も聞いたことのないコーヒーを注文しては、バリスタたちを困らせる客がビレッジブレンドに現われた。
野球帽をかぶったその風変わりな若者の正体は、ＩＴ業界の革命児にして億万長者のエリック・ソーナー！
彼のリムジンを狙った爆発事件がビレッジブレンドの目の前で起き、クレアは身を呈してエリックを救出した。
そのお礼にと、エリックはクレアをＮＹ随一の高級レストランに招待する。
そこで彼は、金に糸目をつけない究極の「ビリオネア・ブレンド」の開発をクレアに依頼。まさに夢のような提案だった。
けれど、目的のためには手段を選ばないＩＴ億万長者たちのゴージャスで恐ろしい世界を垣間見たクレアは、
ソーナーが本当にただの事件被害者なのかどうか疑問を抱きはじめ……!?

内容説明

「ユンヨン」「アントチーノ」「ボンボン」―そんな誰も聞いたことのないコーヒーを注文しては、バリスタたちを困らせる客がビレッジブレンドに現われた。野球帽をかぶったその風変わりな若者の正体は、ＩＴ業界の革命児にして億万長者のエリック・ソーナー！彼のリムジンを狙った爆発事件がビレッジブレンドの目の前で起き、クレアは身を呈してエリックを救出した。そのお礼にと、エリックはクレアをＮＹ随一の高級レストランに招待する。そこで彼は、金に糸目をつけない究極の「ビリオネア・ブレンド」の開発をクレアに依頼。まさに夢のような提案だった。けれど、目的のためには手段を選ばないＩＴ億万長者たちのゴージャスで恐ろしい世界を垣間見たクレアは、ソーナーが本当にただの事件被害者なのだろうかと疑問を抱きはじめ…！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[mocha]

毎回セレブが登場するけれど、今作はケタ違いのビリオネアに振り回される。IT産業の若きリーダーの命の恩人となったクレア。ビッグビジネスのチャンスをつかみ、コーヒーハンターのマテオとともに至高のブレンドづくりに乗り出すが…。自家用ジェットでパリへ、南米へ。SFのような最先端の住まい。細かく描写されても想像できない高級料理、etc.遠距離恋愛中のマイクとの関係もちょっと心配な13巻。娘のジョイもすっかり大人になったなぁ、と感慨深い。

2015/12/18

[ペルー]

今回のクレアは、ヴィレッジブレンドを飛び出して(結構)旅する。しかも自家用ジェットでかなーり豪華に、フランスやブラジル、アジアにも。冬の物語を暑い時期に読む身としては、ちょっとありがたいかな(笑) そして今回もモテモテ(ありえない 笑) 旅に出てしまうとお店や自宅でのシーンが減ってしまい、ヴィレッジブレンドファンとしてはちょっと寂しい。今回も危険な目に遭いながら事件は解決。マイクの上司が超美人と判明し、今後の展開も気になるところ。次作はいつ読めるかな？

2016/09/11

[はるき]

図書館本なので駆け足で読む。富豪のゲストキャラは多いけれど、アメリカはお金持ちの桁が違うなぁと変な所で驚かされた。コージーヒロインは巻き込まれて事件を解決する人が多いが、本作のクレアは強引さが凄い。ツッコミどころ満載だけど、そこら辺が魅力ではあるかな。現恋人より元夫のほうがキャラとして面白いんだが今後どうなることやら。

2016/09/06

[み]

さくさくと♪今作はイイです(^^)楽しめました。やっぱマテオの方がいいなぁ。

2016/01/07

[寧々子]

和気藹々としたスタッフたちと心地よい空間と美味しいコーヒーを提供する人気のお店が、爆発に巻き込まれ大きな被害が出てしまう展開にハラハラしました！　けれどそれ以上にハラハラさせてくれたのはやっぱりクレアです～　何度も危険な目に遭ってしまいます！　とはいっても、億万長者のエリックから他にもオファーを受けたりして引っ張りまわされ、素人捜査ばかりしてる時間はないんですけどね。　コーヒー・ツアーと称してコーヒー豆を栽培する途上国の人々の現状を描いたりなど、事件以外の部分も興味深く読みました♪

2015/11/17