出版社内容情報
高天原とはなんだったのか。そして「九州王朝」とのかかわりは? なぜ「日本」という国名が生まれたのか。さまざまな謎を、工学博士ならではの論理的思考で明らかにしていき、新しい「古代」を提示する。
内容説明
「高天原」はどこにあったのか。神代と人代の狭間になにがあるのか。古代史をめぐるさまざまな疑問を理系ならではの論理思考で明快に看破する!
目次
第1章 古事記の証言「イザナギの高天原はここだ」
第2章 内外史書の証言「アマテラスの高天原は別」
第3章 記紀の証言「天孫ニニギ南征と神武東征」
第4章 先代旧事本紀の証言「倭国王は天孫ホアカリ系」
第5章 応神・上宮王の出自は「倭国内ニニギ系王族」
第6章 推古紀の証言「実在の上宮王と聖徳太子」
第7章 「倭」を「やまと」と読む由来
第8章 国号「日本」の二つの源流とその合体
著者等紹介
〓橋通[タカハシトオル]
1942年、長野県生まれ。早稲田大学理工学部(応用物理)卒業後、キヤノンカメラ株式会社入社。キヤノン株式会社取締役研究開発本部長など開発担当役員12年を経て2009年(顧問)退職。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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