出版社内容情報
120以上の地図とグラフで、セクシュアリティに関する法と実践を、世界的視野で展望する。セクシュアリティは、個人の感情生活にかかわるものであるが、それ以上に大きな社会問題でもある。全面的に改定された本書は、そうした議論への糸口となるだろう。120以上の地図とグラフで、セクシュアリティにかんする法と実践を、世界的視野で展望する。
ナディーヌ・カッタン[ナディーヌカッタン]
著・文・その他
ステファヌ・ルロワ[ステファヌルロワ]
著・文・その他
太田佐絵子[オオタサエコ]
翻訳
内容説明
現代のセクシュアリティが一目瞭然でわかるアトラス!セクシュアリティは、個人の感情生活にかかわるものであるが、それ以上に大きな社会問題でもある。本書は、そうした議論への糸口となるだろう。
目次
公認されたセクシュアリティ(体験可能な年齢;強いられる児童婚 ほか)
あらゆる境遇のカップル(性交渉―精力と充足度;試行期 ほか)
産業とお金とセックス(売春―法と実態;売春と女性売買―移住の闇の側面 ほか)
性にまつわる暴力(レイプ―男性による支配;戦争の兵器としてのレイプ ほか)
都市、セクシュアル・マイノリティたちの避難場所(カミングアウトし、規範にそむく;公共空間でのハントと性的関係 ほか)
付録
著者等紹介
カッタン,ナディーヌ[カッタン,ナディーヌ] [Cattan,Nadine]
フランス国立科学研究センター(CNRS)の地理学研究指導教授で、「都市地理学」共同研究ユニット(UMR)のメンバー。主要都市空間のインタラクティブ機能の分析研究にたずさわる。この研究の目的は、移動や交流が社会と空間との関係をどのように変えるかを知ることにある。ジェンダーはつねに研究対象である
ルロワ,ステファヌ[ルロワ,ステファヌ] [Leroy,St´ephane]
アンジェ大学地理学教授で、「空間と社会」共同研究ユニット(UMR ESO)のメンバー。ホモセクシュアリティの地理学を専門とし、国内外の雑誌に多くの記事を書いている。とくに都市空間や観光地でのゲイの行動が中心テーマである。2012年に、「D’une ville l’autre.Approche g´eographique des homosexualit´e masculines(都市の他者―男性同性愛者の地理学的研究)」と題する論文で、パリ第1パンテオン・ソルボンヌ大学教授資格審査を受けた
マラン,セシル[マラン,セシル] [Marin,C´ecile]
地理学者、カルトグラファー。オトルマン社で数多くの地図製作を担当。「ル・モンド・ディプロマティーク」紙にも協力している
太田佐絵子[オオタサエコ]
早稲田大学第一文学部フランス文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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