出版社内容情報
大英帝国の最盛期に、63年間君臨したヴィクトリア女王。女王の波乱万丈の生涯と19世紀黄金時代のイギリスの社会、政治、世相、文化を、200点以上の写真や絵画を駆使し、あますところなく解説したヴィジュアル歴史書。
内容説明
波乱万丈の生涯と、大英帝国の黄金時代。200点以上の写真や絵画を駆使し、その生涯から社会、政治、世相、文化まであますところなく解説したヴィジュアル評伝。
目次
アレクサンドリー・ヴィクトリア王女
若き女王
戴冠式
女王の結婚
ヴィクトリアとアルバートの最初の一〇年間
ロイヤル・ファミリー
一九世紀中頃
喪に服す
寡婦
ヴィクトリアの大英帝国
国民すべての女王
女王としての六〇年間
最晩年
著者等紹介
ジャッフェ,デボラ[ジャッフェ,デボラ] [Jaff´e,Deborah]
作家、写真家、画家。ロンドン在住
二木かおる[ニキカオル]
関西外国語大学卒業。約15年間滞在したシンガポールで博物館のボランティアガイド活動のかたわら実務翻訳の経験を積む。帰国後、出版翻訳の道に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ひろ@ネコとお茶愛
5
イギリスについて知りたい自己満足企画!取っ掛かりにヴィクトリア朝から…ではでは有名な女王の人となりから!!気づいたら中盤のアルバート王子と女王の仲の良さに萌えてた…アレレ?難しいことは流し読み~(´- `*)後半にかけて周囲の人が亡くなり取り残されるつらさが増していく。◆備忘録→分娩時の鎮痛剤、国や人種にあまりとらわれない価値観(でも女性の権利云々的な運動にはピンと来てない)。総じて写真と絵が美しかった(ため息)。2019/04/22
桜花
1
君主として色んな人と会い、話して任せて決断していく姿が今も親しまれる理由なのでしょう。 自身も積極的に最新のものを利用したからこそ工業化にも成功したのでしょうし。 立場をうまく利用して立ち回り大英帝国を築いて行ったことを印象付けられる一冊でした。2018/04/24
まつまゆ
1
圧巻でした。イギリス史上最長在位の女王の人生。この時代はイギリスも産業、人権、文化などのあらゆる価値観が大きく変化した。その時代に女性で国だけではなく、大英帝国のトップであり続けたことの凄さ。まったく違う世界の話かと思いきや、女王の人間くさいくだりでは親近感さえわいた。女性活用という政府の方針のなか、誕生している女性管理職に読んでほしい。少なくとも私は力になりました。2017/12/29
はちがみっつ
1
ビクトリア女王の軌跡を、当時のイギリス、ヨーロッパだけでなく、世界単位で多数の図やデータを駆使して語る。これだけで世界史のこの範囲パーフェクトなんじゃ。無痛分娩の先駆けと言うのは初耳だった。2017/10/28
海戸 波斗
0
分厚い。翻訳調に馴染めずギブアップごめんなさい。2017/10/03
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- 和書
- 林和清歌集 現代短歌文庫