独裁者たちの最期の日々〈下〉

個数:

独裁者たちの最期の日々〈下〉

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月26日 05時49分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784562053780
  • NDC分類 280
  • Cコード C0098

出版社内容情報

22人の専門家が、20世紀の独裁者24人の失墜後の最後の日々について、おおよそ年代順に1人あたり十数ページで簡潔に記したもの22人の専門家が、それぞれ20世紀の独裁者24人の失墜後の最後の日々について、おおよそ年代順に1人あたり十数ページで簡潔に記したもの。ヒトラーやスターリン、サダム・フセインなど独裁者の代名詞のような人物からあまり知られていない人物まで幅広くとりあげられている。

ディアンヌ・デュクレ[ディアンヌデュクレ]

エマニュエル・エシュト[エマニュエルエシュト]

清水珠代[シミズタマヨ]

内容説明

本書は、世界に惨禍をまきおこしたおもな独裁者たちの最期の日々にはじめて焦点をあて、史実を追いながらその今日的意味を問いかけている。信頼できる資料に裏づけられた臨場感あふれる24章はいずれも、多くの新たな事実を掘り起こした有意義なルポルタージュにもとづいている。これらの独裁者たちの肖像は、殺戮、陰謀、クーデター、革命がくりかえされた残虐きわまりない半世紀の歴史そのものだ。秩序と繁栄の希望を餌に、民をあざむきつづけた体制の姿でもある。

目次

イディ・アミン・ダダ、黒い卑劣漢の破滅
ティトーの長い夜
あの世に駆りたてられたブレジネフ
見すてられたマルコス
「至高の存在」ストロエスネル最期の静かな日々
チャウシェスク夫妻の血塗られたクリスマス
セックスとドラッグとノリエガ
モブツ、「大ヒョウ」の敗走
サダム・フセイン、「最後の決戦」
ベン・アリーの退散
カダフィ、迷えるベドウィンの浮かれたパレード
金正日、親の七光り

著者等紹介

デュクレ,ディアンヌ[デュクレ,ディアンヌ] [Ducret,Diane]
ソルボンヌで哲学修士号取得。テレビの文化ドキュメンタリー作品の制作にたずさわり、歴史番組で司会者をつとめる

エシュト,エマニュエル[エシュト,エマニュエル] [Hecht,Emmanuel]
レクスプレス書籍部編集長

清水珠代[シミズタマヨ]
1962年京都市生まれ。1985年上智大学文学部フランス文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

星落秋風五丈原

37
いやあこの表紙のフセインの太々しい顔。でも最後は処刑されちゃうんですね。えっこの人が独裁者?という意外な選択も。「スコットランド最後の王」はフォレスト・ウィテカーがアカデミー主演男優賞を取った役。2020/10/23

メタボン

31
☆☆☆ 独裁者の最期は大体悲惨なものとなる。私腹を肥やしたり粛清したり虐殺をしたりなどの悪行三昧の当然の帰結だろう。知らなかったが興味を持った独裁者、パラグアイのストロエスネル、ザイールのモブツ、チュニジアのベン・アリー。2020/07/28

24
全ての独裁者は国民に一度は熱狂的に支持され、そして国民は被害者感情をむきだしにすぐに忘れ去る。しかしフセインは独裁者だったろうけど、あれは白人社会から見て邪魔だったのがでかいよなあとは思う。スターリンよりもスターリン的だったティトーが四か月かけて死に、ユーゴが崩壊していく流れ。チャウシェスクの最期は子どもの頃、テレビで最近の元首相の死と同じくらい何度も見た記憶がある。下水管から引きずり出され、リンチされて死んだカダフィ。…ラストの〆が平穏無事にでっぷりと亡くなった北の先代だったのはなんでなんだろな。2023/01/02

funuu

18
ブルジネフの兄弟がブルジネフに、共産主義が実現する日はほんとうに来るのかとたずねた。ブルジネフは大笑いして答えた。「冗談だろう、ヤーシャ。共産主義だと、まさか!皇帝を殺し、教会を全部壊したら、国民は思想にすがるしかないじゃないか」冷笑的で強欲、えてして好色な老人たちがもてあそぶ。庶民のための阿片なのだ。これが、パリ コミューンが掲げた理想のなれの果てだった。核を握った金正恩は何を破壊しどのような死に直面するのか?「死」は何人にも訪れる。2017/09/17

ブラックジャケット

13
この本には24人の独裁者の最期が描かれる。スケール、悲劇性において差があるのも事実。ルーマニアのチャウシェスク、リビアのカダフィなどの末路は悲惨そのもの。裁判で言いたいことが言えたフセインはまだ良かったのではないか。アジアからはマルコス大統領、金正日が選ばれたが、すでに三代目に移行した北朝鮮は、成功した部類ではないか。現在のロシアにはブレジネフ時代を懐かしむ空気があるという。下々も勝手なもの。書き手が22人の歴史家やジャーナリストで構成されていて、今ひとつ深みに欠ける気もする。駆け足の叙述が目立つ。 2018/10/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11538328
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品