出版社内容情報
戦争の世紀を裏面で動かした政治経済の複雑怪奇な真実。
敵国に通じる大資本、ヒトラーの金庫番の列強中央銀行、太平洋戦に至る日米関係と黄禍論、
ルーズベルト周辺の共産スパイ、共産中国と生み出したソ連、ドイツ、アメリカ。
戦争の世紀を裏面で動かした政治経済の複雑怪奇な真実。
内容説明
巨大企業の対敵国裏取引、ナチの金庫番になったセントラルバンカーたち、黄禍論の政治経済と開国以来の日米関係、ルーズヴェルト政権に浸透したソ連スパイ網…戦争の世紀の各国の裏行動と日本の立ち位置!裏窓から見えた二十世紀。
目次
巨悪の同盟
ナチスと手を組んだセントラルバンカーたち
スイス連邦政府の歴史的研究への取り組み
日中戦争の隠された裏面
ペリー提督来航による開国後の日米関係
明治初期から明治二〇年代の日米関係
明治二〇年代から日露戦争後の日米関係
ワシントン体制―アメリカの対日政策の転換
ワシントン軍縮体制の崩壊から太平洋戦争へ
世界大戦に見る人種差別
第二次世界大戦とは何だったのか
「ヴェノナ」による第二次世界大戦の裏面
ニューディール政策とアメリカ共産党
変容する世界情勢の中の日本
世界を操った国際共産主義勢力
戦時中から戦後へのアメリカの対日政策
二十一世紀の人類と日本
著者等紹介
佐藤正弥[サトウマサヤ]
1931年石川県生まれ、1958年一橋大学大学院経済学研究科(経済史)修士課程修了。参議院事務局を経て、1963年旭化成入社。旭ダウ勤務の後、1982年ダウ・ケミカルに移籍、ダウ化工管理部長、ダウケミカル日本の財務管理本部長を歴任。1990年より千葉経済大学教授。2002年定年退職。現在、NPO法人NBCR対策推進機構正会員、学術社団日本安全保障・危機管理学会正会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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