出版社内容情報
肖像画、建物、室内装飾、工芸品、服飾品から書簡類にいたるまで、300点以上の図版を通して、王妃の生涯をたどった決定版。
肖像画、建物、室内装飾、工芸品、服飾品から書簡類にいたるまで、300点以上の図版を通して、
マリー・アントワネットの生きた時代や暮らしぶりを伝える、王妃の生涯をたどった決定版。
コラム、索引付。
内容説明
栄華をきわめた王宮の遺香。絢爛のヴェルサイユ―宮殿建築、肖像画、服飾と工芸、庭園を一望する。
目次
ウィーンの宮廷で
王太子妃
王妃
母として、恋する女として
動乱の時代
悲劇の最期
著者等紹介
ドラレクス,エレーヌ[ドラレクス,エレーヌ] [Delalex,H´el`ene]
ヴェルサイユ宮殿およびルーヴル美術館の学芸員・研究員。本業のかたわら、17・18世紀の美術を講じている
マラル,アレクサンドル[マラル,アレクサンドル] [Maral,Alexandre]
ヴェルサイユ宮殿およびルーヴル美術館の学芸員・研究員。本業のかたわら、17・18世紀の美術を講じている
ミロヴァノヴィチ,ニコラ[ミロヴァノヴィチ,ニコラ] [Milovanovic,Nicolas]
ヴェルサイユ宮殿およびルーヴル美術館の学芸員・研究員。本業のかたわら、17・18世紀の美術を講じている
岩澤雅利[イワサワマサトシ]
神奈川県生まれ。翻訳家。東京外国語大学ロマンス系言語専攻修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
苺***
28
写真も絵も美しい。マリー・アントワネットを短時間で知るには、とても良いと思う。かといって内容が薄いわけではなく、コンパクトにギュッと詰まっている感じで、個人的には大満足です。2015/06/21
しろのあ
9
マリーアントワネットの歴史的な役割うんぬんというより、王妃の華麗なる日常生活をざっくり見たいというニーズに応える一冊。大型本なので目の保養になりました。にしてもルブランの肖像画の見事なこと!2015/07/27
べあべあ
4
豪華な絵や写真が充実していて、読んだというより鑑賞させて頂きました。最近気づいたことで、本書にも少し似た言及があったのですが、ルイ16世が歴代の王の様に派手な愛妾をはべらかしていたら、国民の憎悪はアントワネットには向かなかったかも。ロココの女王でもいられなかったでしょうけどね。塞翁が馬。。。2022/09/17
mach55
2
別の人生への岐路が何度もあったと思うと、改めてドラマティックすぎる一生。 そして、その運命が、200年以上経ってもマリー・アントワネットに魅かれる人が居続ける理由のひとつなのね。2019/06/17
にきゅ
2
肖像画や調度、衣装の写真がたくさん掲載されている。風刺画は悲しい。2019/03/20