内容説明
人間がいかに鮭を獲り、食べ、保存(塩漬け、燻製、缶詰ほか)してきたかを描く、鮭の食文化史。アイヌを含む日本の事例もくわしく記述。意外に短い生鮭の歴史、遺伝子組み換え鮭など最新の動向も。レシピ付。
目次
序章 アラスカの町シトカから
第1章 鮭はどのように食べられてきたか
第2章 塩漬けと燻製
第3章 缶詰
第4章 生鮭
第5章 終わりに―鮭の未来
著者等紹介
ミンク,ニコラース[ミンク,ニコラース] [Mink,Nicolaas]
アメリカのウィスコンシン大学で歴史学の博士号を取得後、食べもの、文化、環境をテーマに精力的に執筆活動を行なう、持続可能な食料システムの専門家。インディアナ州バトラー大学都市生態系研究センター特別研究員。共同設立者として起業した「シトカ・サーモン・シェア」は、アラスカの小規模なサケ漁師の獲ったサケを中西部の消費者に販売し、収入の一部を漁場の生態系を保護する活動に還元している
大間知知子[オオマチトモコ]
お茶の水女子大学英文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
出版社内容情報
人間がいかにサケを獲り、食べ、保存(塩漬け、燻製、缶詰ほか)してきたかを描く、サケの食文化史。
アイヌを含む日本の事例も詳しく記述。意外に短い生サケの歴史、遺伝子操作技術など最新の動向も。
カラー写真多数。レシピ付。