出版社内容情報
本書は、杉原千畝によって救われたユダヤ人側から書かれた。
その長い苦難の道のりと、ついにはイスラエル建国へとたどりつくまでの極限のドラマ。
場所と時代を超えて読む者の魂をゆさぶる迫真と感動のドキュメント!
内容説明
リトアニアの日本領事・杉原千畝は、本省の指令に反してビザを発行し、何千人ものユダヤ人が日本にやってきた。ホロコーストという民族の悲劇に直面しながら、苦難の中にも希望を失わない人々の感動のドキュメント!
目次
第1部 リトアニアへ(シオニスト会議からワルシャワへ;ホロコースト前のポーランド・ユダヤ人社会;ワルシャワ脱出 ほか)
第2部 日本経由のパレスチナ移住(日本に来たユダヤ難民;日本における難民救済活動;日本郵船計画 ほか)
第3部 生き残った人々(アメリカへ;生き残った人々との再会;ワルシャワへの道 ほか)
著者等紹介
バルハフティク,ゾラフ[バルハフティク,ゾラフ] [Warhaftig,Zorach]
1906年、ワルシャワに生まれる。ワルシャワ大学卒業、法学博士。1939年、ワルシャワ脱出後、リトアニアと日本でユダヤ人難民の救出に尽力。1943~47年、世界ユダヤ人会議ユダヤ問題研究所副所長として難民問題、ナチの犯罪行為を調査。1947~48年、ユダヤ民族評議会(独立後の国会)メンバーとして建国に尽力。独立宣言に署名。1948~81年、イスラエル国会議員として国政に参加。その間、1962年より74年まで宗教大臣をつとめる。1983年、ヘブライ法の研究でイスラエル賞を受賞。2002年9月、逝去
滝川義人[タキガワヨシト]
アラブ・イスラエル軍事紛争の研究者。長崎県諌早市出身、早稲田大学第一文学部卒業。イスラエル大使館チーフインフォメーションオフィサーをへて、現在、中東報道研究機関(MEMRI)日本代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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