日本に来たユダヤ難民―ヒトラーの魔手を逃れて/約束の地への長い旅

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日本に来たユダヤ難民―ヒトラーの魔手を逃れて/約束の地への長い旅

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  • サイズ B6判/ページ数 348p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784562050673
  • NDC分類 929.736
  • Cコード C0098

出版社内容情報

本書は、杉原千畝によって救われたユダヤ人側から書かれた。
その長い苦難の道のりと、ついにはイスラエル建国へとたどりつくまでの極限のドラマ。
場所と時代を超えて読む者の魂をゆさぶる迫真と感動のドキュメント!

内容説明

リトアニアの日本領事・杉原千畝は、本省の指令に反してビザを発行し、何千人ものユダヤ人が日本にやってきた。ホロコーストという民族の悲劇に直面しながら、苦難の中にも希望を失わない人々の感動のドキュメント!

目次

第1部 リトアニアへ(シオニスト会議からワルシャワへ;ホロコースト前のポーランド・ユダヤ人社会;ワルシャワ脱出 ほか)
第2部 日本経由のパレスチナ移住(日本に来たユダヤ難民;日本における難民救済活動;日本郵船計画 ほか)
第3部 生き残った人々(アメリカへ;生き残った人々との再会;ワルシャワへの道 ほか)

著者等紹介

バルハフティク,ゾラフ[バルハフティク,ゾラフ] [Warhaftig,Zorach]
1906年、ワルシャワに生まれる。ワルシャワ大学卒業、法学博士。1939年、ワルシャワ脱出後、リトアニアと日本でユダヤ人難民の救出に尽力。1943~47年、世界ユダヤ人会議ユダヤ問題研究所副所長として難民問題、ナチの犯罪行為を調査。1947~48年、ユダヤ民族評議会(独立後の国会)メンバーとして建国に尽力。独立宣言に署名。1948~81年、イスラエル国会議員として国政に参加。その間、1962年より74年まで宗教大臣をつとめる。1983年、ヘブライ法の研究でイスラエル賞を受賞。2002年9月、逝去

滝川義人[タキガワヨシト]
アラブ・イスラエル軍事紛争の研究者。長崎県諌早市出身、早稲田大学第一文学部卒業。イスラエル大使館チーフインフォメーションオフィサーをへて、現在、中東報道研究機関(MEMRI)日本代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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かいゆう

24
ワルシャワにゲットーができる前に、ポーランドから脱出した人々の流れを知ることができた。著者は自身も難民で家族もありながら、ユダヤの人々をパレスチナに送るべく、あらゆる手段を使い、資金を取り付け、ビザを確保し、道を閉ざされては抜け道を探し、導いた。この奔走ぶりを見ていると、杉原さんや他の領事館や大使館の方がビザを発給したことの大きさを改めて感じた。2017/07/17

Nobuko Hashimoto

17
著者はイスラエルの建国に携わり宗教大臣を務めた人物。ポーランドからのユダヤ難民の救出に奔走した回想録。団体名や派閥名、宗教上の用語が頻発してわかりづらい。一覧と注釈が欲しかった。著者自身、杉原千畝の発給した通過ビザを持って日本に来た難民ではあるが、その話は一部である。杉原については深い敬意と謝意を持って記してあるが分量は多くない。なお最近インターネット上でユダヤ人の恩人として拡散されている人物についてはかなり厳しく否定している。2017/09/19

PukaPuka

4
オランダのキュラソーにビザなし入国可の条件下に日本の通過ビザを発給するということについて、オランダ側の状況も合わせて書いてあるのが興味深かった。そして、実際日本に到着してから、難民にはラビや神学生も多く、独特の風貌や習慣の違いにもかかわらず、日本人からは深い憐れみの心をもって迎えられたという。神戸にはシナゴーグもあり、数千のユダヤ人は神戸に集中したが、日本政府はあまり歓迎していないようだが、絶対数がそれほど多くないから日本社会の負担にはならなかった、とある。2016/05/08

きやっち

3
杉原千畝について比較的認知されてきたが 杉原ビザで生き残った側から、このビザの意味を 知ることができる貴重な一冊2014/11/18

1
林真理子さんの本で紹介されていたので読んだ本。カウナスにいた杉原千畝氏側から見た歴史は知っていたけれども、ユダヤ人側からのものがあったとは。とても内容が詳しく、日本郵船が関係していたことも初めて知った。日本滞在中の話も貴重。時間がなく駆け足読みになってしまい、また時期をおいて再読したい。2023/02/28

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