シャーロック・ホームズと見るヴィクトリア朝英国の食卓と生活

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  • サイズ A5判/ページ数 287p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784562050550
  • NDC分類 933
  • Cコード C0095

出版社内容情報

ヴィクトリア時代の「ハムエッグ」の驚くべき作り方、炭酸水製造器って何?
ほんとうは何を食べていたの? といった食生活の真相からクラス別の収入と生活の違い、
下宿屋、パブの利用法から教育事情も、「ホームズと一緒に」調べてみました。

内容説明

目玉焼きじゃないハムエッグから「いのちの水」ブランデー、そして面倒な結婚手続きや教育、遺産相続まで。ヴィクトリア時代の市民生活をシャーロック・ホームズとともにとことん調べてみたら、予想以上におもしろかった!

目次

第1章 食材と生活用品
第2章 英国食糧事情
第3章 お茶の時間
第4章 シャーロック・ホームズと英国料理
第5章 アルコールと生活
第6章 ヴィクトリア朝の生活と文化

著者等紹介

関矢悦子[セキヤエツコ]
日本シャーロック・ホームズ協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

79
興味深いですけど、細かくてぎっちり詰まりすぎかな(サイト発の本の特徴)。 ドールハウス作ってる人らしく納得。 この間、八王子のシャーロックホームズというパブ?に行きましたが、ロンドンに有名店があるんですね、外装そっくり。 19cのパブは営業形態で5種類あるそうです。2022/10/28

syaori

45
「食に関連する事柄から、ホームズの世界を『読み解こう』」という本。『緋色の研究』と『四つの署名』の間に居間に炭酸水製造器が加わったらしいことから二人の財政状況の変化を推察したり、話題は食卓にとどまらず当時の生活や労働環境の変化、国内・世界情勢にまで及んでいて、ホームズが活躍していた時代への理解が深まります。単位がポンドやオンスなどで出てきて、度量衡はともかく通貨の現代での価値については諸説あるようなのですが、ワトソン君の1日の年金額との比較が出てくるので、ワトソン基準で当時を見ていく楽しさがありました。2017/04/24

Die-Go

40
図書館本。シャーロック・ホームズの建築関係の本を読んで、もしかして食生活の本もあるのでは?と思い立ち検索してみたところ、この本含めて三冊が図書館でヒット。その一冊目。ビクトリア朝の庶民からミドルクラスの生活が垣間見え、なかなかに楽しい読書であった。 ★★★★☆2022/07/04

ぽま

20
正典作品毎にテーマを定め、ヴィクトリア朝時代の生活様式を追いかけた研究書。書籍タイトルからは食に重点を置いているように感じるが、実際は社会保障や法律周りの解説など幅広い。中には、ワトスンの診療所特定などのシャーロキアーナ的な内容も含まれており、正典を一通り読了した後に目を通すことをおすすめする。2014/11/30

はるき

19
 熟練のシャーロキアンより、何となく英国が好きな人がより楽しめる本。便覧くらいの分厚さがありますが、豆知識を楽しくいただきました。2021/11/29

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