内容説明
韓国はなぜキリスト教国になったのか!封建制の政治・経済的矛盾が沸騰点に達した19世紀末の朝鮮社会における天主教受容と抵抗をめぐる中から当時の朝鮮民族の思想的位置をさぐろうとした好著。
目次
序論(天主教の伝来と朝鮮;朝鮮天主教会の成立と教難)
第1篇 大院君執政期の天主教迫害(大院君の執政と王室の天主教;ロシア人の国境侵犯と丙寅教難(第一次教難)
大院君の天主教迫害経過と殉教者 ほか)
第2篇 済州島における天主教迫害―一九〇一年の辛丑教難(信教の自由獲得と済州島への宣教;政治の紊乱と済州島教難の原因;済州島教難の発生とその経過 ほか)
著者等紹介
柳洪烈[ユホンニョル]
1911~1995年。京畿道長湍生まれ。1935年京城帝大法学部史学科卒。1947~1966年ソウル大学教授。この間、ソウル大学総長職務代理などを務める。1966年大邱大学学長。1970年~76年成均館大学教授
金容権[キムヨングォン]
1947年岡山県生まれ。1971年早稲田大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 旅じょ~ず ’05春夏版