感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
17
隣市で。幻想的な表紙に惹かれて。孫のクマぼうやのために、クマじいちゃんはブランコをつくって、ぼうやを待つ。でも、なかなかぼうやからの連絡はない。その理由を知っている子ダヌキと子ブタは、じいちゃんのためにひと肌脱ぐ。初めは、孫のものだとブランコを使わせないじいちゃんに、「感じ悪いなあ」と思ったが、かえってそれが、後の物悲しさを強めているのかも……。子ダヌキと子ブタ、本当にいい子だ。その優しさ、忘れないでね。山本えりこさんの絵もいい♪2016/01/25
つどい
6
ご縁があって、図書館にあった本を借りてきました。*孫のために、ブランコを作ったクマじいちゃん。でも、いつまでたっても孫のクマぼうやは来ません。そんな、じいちゃんに森の仲間達が、ある作戦を思いつきます。*読んだ時にうるっときました。最後のクマじいちゃんからのお手紙に「クマじいちゃん!」と叫んでしまいました。作者さんのこの本を書いたきっかけや『優しい思いやりの気持ちは、悲しんでいる人たちの心に届くと信じています』にグッときました。 2017/09/02
茶太郎
3
会いたい人に会えないおじいさん。事情を知り、そっと寄り添う子ブタと子ダヌキの優しさが染みます。2024/02/21