出版社内容情報
第二次大戦時の女性たちの生活を貴重な写真とともに「再現」。
工場労働や医療看護はもちろん、スパイや報道写真家として戦場を駆けた女性たちの姿も。
はじめて社会進出を果たしたともいえる戦時の女性像を描いた秀作。
カラー写真多数。
内容説明
工場労働、婦人部隊から諜報部員、ジャーナリスト、エンターテイナーまで、第二次大戦時の女性たちの生き方とたたかいを貴重な写真とともにたどる。詳細なカラー写真多数。
目次
第1章 戦争準備と開戦
第2章 銃後の暮らし
第3章 女性工場労働者たち
第4章 看護婦の役割
第5章 軍で働く
第6章 情報戦と女性諜報員
第7章 捕虜と囚人
第8章 ジャーナリスト
第9章 娯楽と慰安
第10章 戦争が終わって
著者等紹介
ルイス,ブレンダ・ラルフ[ルイス,ブレンダラルフ] [Lewis,Brenda Ralph]
作家・ジャーナリスト。歴史ノンフィクションを中心として多くの著作がある。過去にイギリスの新聞4紙で王室担当記者として活躍した経験をもち、「ロイヤルティ」誌に定期的に寄稿している。イギリス、バッキンガムシャー在住
松尾恭子[マツオキョウコ]
1973年熊本県生まれ。フェリス女学院大学卒。英米翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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にな
0
アメリカの社会システムが一定で平等になったのは皮肉にも戦いで、当時の男尊女卑のシステムの中で彼女達が奮闘してくれたという事。 女性の権利を失わせない、その為にこれ以上血を流させない方法や知恵をどうやって得ていくのか、考えてくのかがこれからの時代じゃないかと思います。 ハードカバーで厚みもあって文章読めなかったらどうしよう、ということもなく写真と文章の量やレイアウトのバランスがとれていて読みやすかったです。2014/11/14
xxx
0
戦争、とくに銃後では女性がかなり活躍していたという事実を豊富な図版と共に紹介してくれた。当事の男尊女卑の中で、国のために活躍したいと奮闘する女性がどう扱われたか、またその活躍を無かったものにしていないか考えさせられる。メディアの女性叩きなど、彼らの無責任さに腹が立つ部分もあるが、全体的に面白い。
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