地図をつくった男たち―明治の地図の物語

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地図をつくった男たち―明治の地図の物語

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  • サイズ B6判/ページ数 263p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784562048700
  • NDC分類 448.9
  • Cコード C0025

出版社内容情報

明治時代、すべての基本である「地図づくり」は急務だった。
明治維新前夜から陸地測量部(国土地理院の前身)の地図測量本格化までの歴史と、
近代地図作製に心血を注いだ技術者達の活躍を描いた、
「知られざる地図の物語」。

内容説明

明治維新の後、もっとも基本的な情報基盤である地図情報の脆弱さに直面した明治政府は、国家の急務として「地図づくり」に取り組む。伊能忠敬以降、維新前夜から明治時代の陸軍参謀本部陸地測量部(国土地理院の前身)の地図測量本格化まで、近代地図作成に心血を注いだ技術者たちの歴史を描いた、「知られざる地図の物語」。

目次

第1部 維新前夜から維新直後の地図作り(明治維新前夜の地図測量技術;陸軍省最初の測量技術者福田治軒;沼津兵学校から巣立つ地図測量技術者;傑出したテクノクラート小野友五郎;開拓使測量を担った測量技術者たち ほか)
第2部 陸地測量部の地図作り(「美しさ」から「正確さ」へ 犠牲となった「かきたてるもの」;未踏の高山を目指した明治期測量隊;測量登山黎明期 登山家ウェストンのころ;劒岳登頂は柴崎芳太郎に何を与えたか;戦場に送られる即席測図手たち ほか)

著者等紹介

山岡光治[ヤマオカミツハル]
1945年横須賀市生まれ。元国土地理院中部地方測量部長、「オフィス地図豆」店主。1963年美唄工業高校を卒業、同年国土地理院に技官として入所、2001年同院退職。同年株式会社ゼンリンに勤務、2005年に退社後、「オフィス地図豆」を開業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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パトラッシュ

124
近代国家建設に邁進しようとした明治政府は、その基礎となる正確な地図がないと知って愕然としたはずだ。地図がなければ北海道開拓は進まず、西南戦争で苦戦するなど軍事面も話にならない。国家事業として最新の測量技術が導入され、外国人から学んだ技術者が踏破困難な深山高地まで重い器械や標石を運んで歩き回る姿は、文字通り走りながら国造りに励んだ時代を象徴する。現場で汗水流して働いた多くの男たちは、その功績にもかかわらず大半が無名のまま消えていった。地図好きとして何気なく見ている地図の裏に、様々な苦心があったと教えられる。2022/12/30

スプリント

12
伊能忠敬以降の日本地図作成がどのように取り組んできたのかを知ることができます。2019/09/07

メルセ・ひすい

9
うぅうん 総合的な明治政府の認識が幼稚。欧米からは今の北朝鮮的にこの政府は見られていた。日本国民の総意でできた政府ではない。が…著者は理解していない。結局戦争への道を歩み…太平洋戦争へと向かっていった。勝海舟の偉さは、絶対に負ける戦争はしてはならない。と確認認識して確たる「立ち位置」を定めて政治を行っていた。…明治時代、すべての基本である「地図づくり」は急務だった。明治維新前夜から陸地測量部の地図測量本格化までの歴史と、近代地図作成に心血を注いだ技術者たちの活躍を描いた、「知られざる地図の物語」。2013/02/24

Hiroki Nishizumi

5
文字通り、明治の地図作り事始め。地道な積み重ねで今がある訳だ。2020/09/15

100名山

4
山頂渉猟、続山頂渉猟を読んでつくづく三角点は凄い所にあるなと言う思いから本書を読みました。著者は工業高校を卒業後国土地理院の技官として38年間勤めあげ地方測量部長で退官し、ゼンリンに5年間在籍したノンキャリの星でしょうか。伊能忠敬に始まり終戦後までの地図作成の150年を俯瞰します。剱に頁を割き、石狩岳、海別岳などは極僅かですが困難さは十分伝わります。測天量地から測量と言う言葉が生まれたようですが、啄木好きの著者には「かきたてるもの」を源泉にさらなる著書を期待します。(著作がもう一冊あるので読んでみます。2020/08/02

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