内容説明
ファンタジー世界に棲む生き物たちを想像力あふれるフルカラーイラストとともに紹介する幻獣図鑑!ペガソス、鳳凰、グールとゾンビ、ユニコーン、ノーム、ドワーフ、ドラゴンと竜、人魚、河童…。
目次
第1部 空の動物(サンダーバード;ペガソス;ストリクス ほか)
第2部 陸の動物(ベヘモト;巨人;キュクロプス ほか)
第3部 水界の動物(レヴィアタン;スキュラとカリュブディス;人魚 ほか)
著者等紹介
アラン,トニー[アラン,トニー][Allan,Tony]
オックスフォード大学で歴史学を学んだのち、長年タイム・ライフ・ブックスの執筆者および編集者をつとめ
上原ゆうこ[ウエハラユウコ]
神戸大学農学部卒業。農業関係の研究員をへて、翻訳家。広島県在住。専門分野は自然科学および農業だが、幅広い分野に挑戦(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Nekono
4
子供の頃、夢中になって読んだ妖怪図鑑や怪獣図鑑のわくわく感を思い出す。色々な幻獣が顔を出し、豆知識満載なのがす・て・き(笑)ショーン・オブ・ザ・デッドなんていう映画ネタも飛び出してくるあたりがますます昔の世界妖怪図鑑的で堪らない。こういうのは、しかめっつらしく読むのではなく、のほほんと眺め回して楽しむのに向いている。猪の項、日本人ならヤマトタケルも欲しいところかな。まぁ、あれは石だけれど・・・。カットが全編カラーで大きいという所もいいなぁ。2012/05/16
戦狐
3
世界各地の妖精、妖怪、怪物の類を広く浅く紹介しており、元々はアメリカで出版された本なので、和書ではあまり言及された事が無い怪物についても比較的多く紹介されている。また、日本の妖怪である天狗、河童、雪女などをアメリカ人から見るとどのように映るかというのが分かるので、そういう意味でも面白い2017/10/09
ゆい
2
中に全世界の伝説からの動物や化け物の紹介があって、さらに色々な研究や伝説絵の根拠があって、詳しく説明されている百科でした。動物や想像生物に興味ある人におすすめ。2016/04/05
かば◎
1
現実と空想を対比させるようなつもりで、「世界の奇妙な生き物図鑑」とペアで図書館から借りてきたもの。「世界の奇妙な…」は大ハズレで半ばまで読んで放棄したが、こちらは一応最後まで読んだ。ファンタジー作品の中で結構メジャーな存在が、実は伝承に基づくものでなく特定の作者に帰するものだったり(トールキン以外にも)、あるいは「え、これとこれって元は一緒だったの?」とか「これって本来はそんな性質だったの?」」等々、結構勉強になる。とはいえ、通して読むとちょっとダレる感じも。2020/08/04
くよー
1
マイナーな幻想動物からメジャーな幻想動物まで、さまざまな項目で解説がされている。 一つの項目に対しても、複数の文書を用いることで、多面的な視点で解説がされており、かなり勉強になる。2019/07/17
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- 和書
- 詳説日本史研究