出版社内容情報
《シンデレラの赤い靴》シリーズ第5弾。女優のマディに契約結婚をもちかけた子爵ネイサン。1年後には別れの決まっている二人だが!誰とも恋愛したことのない女優のマディが、自分を愛人にする権利をオークションにかけるという大胆な行動に出たのは、ある理由があった。
その噂を聞きつけた貴婦人が彼女をたずねてきて、赤い靴を手渡し、自分の名付け子ネイサンに入札させるので彼を選んでほしいと言う。
ネイサンは愛人契約ではなく結婚したい、ただし貴族に嫌われるようなはすっぱな女を演じてほしいと言うのだが、彼の目的は……
オリヴィア・ドレイク[オリヴィアドレイク]
水野麗子[ミズノレイコ]
内容説明
両親を亡くし劇団で育てられた、貴族の血をひく女優のマデリン。誰とも恋愛をしたことがないというのに、彼女はある事情から、自分を愛人にする権利をオークションにかけると宣言した。すると見知らぬ貴婦人が訪ねてきて、伯爵家の次男であるネイサンに入札させるので、彼を選んでほしいと言い、とまどうマデリンに赤い靴を渡す。独立し貿易商として成功しているネイサンは、兄の急死により家を継ぐことを強いられていた。父と確執のある彼は、反対される結婚をして抵抗しようと考え、マデリンに愛人契約ではなく結婚を持ちかける。条件は貴族に嫌われるような女性を演じることと、今年の社交シーズンだけ共に過ごし、あとは別々に暮らすこと。こうして契約結婚をした二人だが、お互いのことが気になり…“シンデレラの赤い靴”シリーズ第5弾!
著者等紹介
ドレイク,オリヴィア[ドレイク,オリヴィア] [Drake,Olivia]
ミシガン州立大学でジャーナリズムの学位を取得。卒業後出版社に送った原稿が採用され、作家の道へ。1985年“Defiant Embrace”でデビュー以来、バーバラ・ドーソン・スミス名義で25の作品を発表。ロマンティク・タイムズの各賞受賞のほか、2002年には“Tempt Me Twice”でRITA賞のベスト・ショート・ヒストリカルに輝いた。現在は夫とともにテキサス州ヒューストンに暮らしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。