出版社内容情報
しまっておけば幸運をもたらし、不運から守ってくれると言われる代々伝えられてきたダイヤモンド。19世紀と現代の恋人たちが、それぞれにダイヤモンドに呼び寄せられたかのように数奇な事件に巻き込まれ、運命の恋におちる……
内容説明
19世紀英国。子爵令嬢ギリーは一族に伝わる豪華なネックレスをおばから譲り受けた。大粒のブルーダイヤが輝くそのネックレスは、しまっておくと幸運をもたらすが、身につけると不運を呼ぶという。迷信にすぎないと高をくくっていたギリーだが、ネックレスを携えて馬車で帰る途中、衝突事故に遭う。怪我はなかったものの、先方の馬車から転がり落ちてきたローリー公爵に、唇を奪われてしまった。彼女は憤慨してその場を立ち去るが、公爵は彼女のことが忘れがたく…2007年。貴族の末裔にして実業家のリックが所有する建物で、宝石の展示会が開催される。防犯コンサルタントのサマンサは、建物の壁に隠された見事なブルーダイヤと手紙を見つけて―『恋に危険は』のサマンサとリックが大活躍!光輝くダイヤモンドをめぐる、過去と現在、2つの恋のゆくえは。
著者等紹介
イーノック,スーザン[イーノック,スーザン][Enoch,Suzanne]
南カリフォルニア生まれ。カリフォルニア大学アーヴァイン校で英語学の学位を取ったのち、しばらくロマンティック・ファンタジーを執筆する。その後、摂政時代に魅せられてリージェンシー・ロマンスを書き始める。1995年、“The Black Duke’s Prize”(Avon Books刊)でデビュー。同年“Angel’s Devil”が『ロマンティック・タイムズ』のレビュワーズチョイス賞にノミネートされる。2005年に“Flirting With Danger”(『恋に危険は』ライムブックス刊)で同賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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