内容説明
19世紀。婚約者が大佐として赴任するインドへ、両親とともに渡航したエマ。ところが船が難破し、船乗りに助けられた彼女は、純潔を奪われたのではというあらぬ噂を立てられる。両親を失い、唯一の頼りの婚約者からは裏切りを受け、エマは孤独に苛まれていた。ある夜、侯爵のジュリアンはパーティーで人の輪を離れたたずむエマを見て心を奪われる。英国貴族とインド人の血を引く彼もまたデリーの上流社会に馴染みきれない存在。市場で兵士に襲われそうになったところをジュリアンに救われたエマも、彼に惹かれてゆく。そして婚約者の仕打ちに耐えることをやめ、ジュリアンの助けを借りて英国へ帰る決意をするが、2人はインド人傭兵の暴動に巻き込まれ…ロマンティックタイムズ・ファーストヒストリカルロマンス賞ファイナリストがドラマティックに描く、激動の時代を生きる恋人たちの愛の軌跡。
著者等紹介
デュラン,メレディス[デュラン,メレディス][Duran,Meredith]
幼い頃から英国史に魅せられるとともに、ロマンス小説を書くことに興味を持っていた。現在は大学院の文化人類学の博士課程で学びながら、意欲的な執筆活動を行っている。Gather.comの“ファースト・チャプターズ・ロマンス”コンテストに『愛は陽炎のごとく』を応募して優勝し、デビューが決定。2008年のロマンティックタイムズのファーストヒストリカルロマンス賞候補にノミネートされた同作はベストセラーとなり、7カ国語で翻訳されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
ち~
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
romance_holic
矢田ふみえ