内容説明
人を殺してまで守らなければならない秘密を持った人物、そしてその美しい聖域を、暗黒の楽園に変えようとする力を持った人物。マリリーは、ついに牧歌的な土地、ニューエデンの、絵に描いたような美しさの下に隠された驚愕の事実を突き止めた。マリリーに危機が訪れる。正義か否かの範囲には収まらない、恐るべき危機。それは死。おぞましい、暗い影の「狩り」が始まる。マリリーは生き延びなくてはならない。惨劇が起きたこのエデンの園という名の暗い楽園の中で。自分自身のマリリーに対する気持ちに気づいたJ・D・ラファティは、立ち上がった。しかし時間は、ない。マリリーの後を追うJ・Dは…。
著者等紹介
ホウグ,タミー[ホウグ,タミー][Hoag,Tami]
多くの作品をベストセラーリストに載せている人気作家。ロマンス小説にサスペンスの味わいを織り込む手法が高く評価されている。ヴァージニア州の牧場に在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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romance_holic
2
人生をリセットしようと、田舎にひっこんだ親友を訪ねると、数日前に友人が亡くなっていて・・・ 昔かたぎで頑固なカウボーイと名門の生家の家風になじめなかったシティ・ガールのロマンス。個性のぶつかりあいではらはら。二人の不器用さ にほろり。サスペンスのほうも、謎が謎を呼び、展開もおもしろかったです♪ 2007/09/08
akiyuki_1717
1
上下で購入したので、斜め読みから始めたけれど、上巻よりは楽しめた。ヒロインが親友の死の真相を探るんだけど、誰も協力的ではなくて、周りでバタバタ関係者が殺害されていくのに、勇敢にも真相に迫るあたりが、あまりに非現実的で、ちょい引いた。行き当たりばったりの性交も好きになれなかったし、この作家さんは合わないかな。 2019/02/24
てん・ゆう
0
最後のダンスする二人がとても素敵。