内容説明
ナチス・ドイツの暗号に挑んだ人々の記録。膨大な証言や回想をはじめ、最新の資料で描く戦争を勝利に導いた天才たちの迫真のドキュメント。
目次
第1章 暗号と戦争
第2章 ブレッチリー・パーク
第3章 一九四〇年―運命の年
第4章 大西洋の戦い
第5章 北アフリカとイタリア
第6章 レジスタンス
第7章 ヨーロッパでの勝利へ
第8章 太平洋戦争
著者等紹介
パターソン,マイケル[パターソン,マイケル][Paterson,Michael]
軍事史家、作家、イラストレーター。バトルフィールド・レヴュー誌で、作家、イラストレーターとしての経験を積んだあと、ロンドンの帝国戦争博物館の書籍部門に勤務。現在は、世界各地の公文書館と連携しながら研究活動に従事し、軍事史や軍事に関連するテーマについての講演を定期的に行っている
角敦子[スミアツコ]
1959年、福島県会津若松市に生まれる。津田塾大学英文科卒。銃から恋愛まで、幅広いジャンルのノンフィクションを手がける。千葉県流山市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆか
16
第二次世界対戦中の、各国の情報戦と暗号解読について。書いているのが連合国だから仕方がないんだけど、日本が酷く残酷な人種だと表現されている箇所がしばしば。日本の本なんかではアメリカが極悪人に表現されることもあるし…。戦争をしていた訳だからお互いを残酷な人種と思うのは当然なのかも…。にしても、少し勉強しただけで暗号解読出来るものなのか?いや、難しいんどろうけど、簡単になれてしまうオペレーターってどうなの?なってしまってからは苦悩の日々だったと本書で書かれてましたが、そこに1番共感した。2017/06/17
おふろ
10
映画「イミテーション・ゲーム」に向けて、読み始めました。ブレッチリー・パークの生活とそこの人々か気になって、読むことにしたのだけど、この本はそれよりも第二次世界大戦においての情報戦についての事に関しての内容が多かったなと。2015/02/08
hori-chan
6
AIの本読んでるとよく登場する、「チューリングテスト」の「アランチューリング」さんが関わってたんですね。知らなかった。2017/03/01
nokiko
3
騎士道と武士道の違いがわかったような。でもちょっと難解だった で、何をどうやって解読したの?って感じ ちょっと期待外れ 2014/06/04
takao
2
ふむ2024/11/27