内容説明
房中術から同性愛、妓女、太監から文学芸術にいたるまで数百点におよぶ多彩なカラー図版とともに「解読」する。
目次
第1章 性交態位の重大な進化
第2章 古代の性崇拝
第3章 集団婚から一夫一婦制へ
第4章 房室生活と房中術
第5章 同性愛と変態
第6章 妓女、太監らへの性的圧迫
第7章 性の文学芸術
第8章 宗教と性
第9章 官民双方の性教育
著者等紹介
劉達臨[リウターリン]
1932年上海生まれ。上海大学社会学教授、アジア性科学聯合会副主席。中国における性科学の第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
クロサキ
0
古代から順に、様々な分野における中国の性風俗が紹介されていて、ここに“へぇ~ボタン”があれば何度も連打したと思います(笑)。また、性とは関係ない部分でも、中国の人はそんな考え方をするんだ、という一面が垣間見えてとてもよかったです。カラー写真も豊富に紹介されていて、読みごたえがありました。ただ、日本語訳の限界もあるのか、文章が非常にわかりづらい。また内容で言えば、写真があるのに文章に紹介がなかったり、その逆だったりと、その点は残念だなと思いました。機会があれば、別の著作も読んでみたいですね。2015/07/05
-
- 和書
- 手のひらの音符 新潮文庫