内容説明
資産家の独身女性ベアトリスは、一通の心ない中傷の手紙を苦に自殺をはかった。自殺の現場には手紙の燃えさしがあったがなぜか封筒だけが見つからない。そしてその数日後には、件の手紙を調査していた男が死体で発見された。容疑は自殺した資産家の遺産相続人の指名を受けた女性開業医に向けられた。彼女は犯行時刻、現場近くに居合わせていたことが明らかになるのだが…。
著者等紹介
大山誠一郎[オオヤマセイイチロウ]
京都大学在学中は推理小説研究会に在籍。広島県在住
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