内容説明
壮絶な利害対立、外交折衝のすさまじい舞台裏。ヨーロッパの最高権力を知り尽くした男による異色のヨーロッパ論。
目次
第１章 複数のヨーロッパ
第２章 一つの帝国の死と一つの制度の誕生
第３章 夢の挫折
第４章 ノマディスム「放牧性」と民主主義
第５章 中断した戦略
第６章 全ヨーロッパ連合の建設
第７章 律法の門
感想・レビュー
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Shinsuke Mutsukura
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この人の昔の本を今、漁っているのだが、ウクライナの件は当たってる。民族紛争は起こってるから当たり、国境紛争の火種は、ポーランドとリトアニア、ハンガリーとスロバキア、ラトビアとエストニア、ロシアとウクライナの国境と書いてある。まあ、原発の危機も書いてあるしなかなかだ。 しかし、ヨーロッパというのは信用のできねぇ連中の集まりだと認識せざるを得ない、ハイエナの集まりまさに死体漁りだ。今まさに東欧やアフリカを食い物にしまくってたツケが回ってきている。移民問題やエネルギー問題、食糧問題にも波及して問題山積だ。2022/08/14
