中世の饗宴―ヨーロッパ中世と食の文化

中世の饗宴―ヨーロッパ中世と食の文化

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  • サイズ A5判/ページ数 211,/高さ 21X16cm
  • 商品コード 9784562020263
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0022

内容説明

食物は文化を知る標識となります。食物にかかわる伝承ほど、民族の文化を的確に表現するものはないといっても過言ではないでしょう。…アーサー王物語の中の『ガウェイン卿と緑の騎士』の物語は、中世の料理にかんするさまざまな考え方の源泉であり、豊かな酒宴の素晴しい宝庫でもあります。この物語の中へ、しばし料理拝見の散策に出かけてみましょう。

目次

第1章 中世饗宴のしつらい、もてない装飾菓士、メニューや素晴しいこと
第2章 孔雀、パセリ、豪華なパイ
第3章 チョーサーの台所用の鶏と中世ロンドンの食品市場
第4章 水源、川、屋外便所、室内便所
第5章 性、下品できたないこと、罪、そして宗教心

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Christena

9
中世の宴会料理から庶民の生活風景まで、魅力的な挿絵も豊富に解説。食に関する職業が発展し、消費者をあらゆる手段で騙そうとする店主や、それを取り締まる法律が整備されていく様子などが面白かった。2015/07/12

かばこ

0
興味深い内容。中世の人々が何を食べていたのかという辺りから、食材を仕入れる市場の様子、更には生活に欠かせない生活水の確保にまつわるロンドン市の河川水質浄化の取り組みなど、当時の風景を様々な切り口から再現していく。色々発見があって、楽しかった。2010/02/22

j1296118

0
肉を切る動詞すら種類別とは2024/12/23

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