出版社内容情報
流通過程の動態との関連で消費生活を論述。枠組みと研究の方向や,流通活動によって翻弄される消費生活の諸側面,また流通過程における受動的な消費者ではなく,能動的な消費者像を,諸種の流通過程への参加を通じて描き出す。
目次
第1部 流通理論における消費研究の役割(現代流通研究における消費分析の課題と役割;流通経済と生活世界;消費生活問題群の制度設計と社会的協働)
第2部 流通行動の動態と消費生活(快楽的ブランド消費の解読;「コンビニ社会」と日本的消費;携帯電話とライフスタイルの変貌;拡大するインターネット消費)
第3部 グリーンと参加の消費生活(電力における消費者選択、再生可能エネルギーによる電力グリーン化;循環型チャネル・ネットワークと消費者の参加;生活協同組合における現代的参加)
著者等紹介
吉村純一[ヨシムラジュンイチ]
熊本学園大学商学部教授
竹濱朝美[タケハマアサミ]
立命館大学産業社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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