出版社内容情報
流通は、少子高齢化や労働力人口の減少の進行やICT(情報通信技術)の活用・普及など、さまざまな社会変化の影響を受ける。その一方で、社会を変化させてもいる。 本書は、流通研究の大家が「流通イノベーション」という枠組で、流通にまつわるさまざまな事例を、業態・物流・ PB・グローバル展開など多様な切り口で理論的・実証的に分析。 研究書ながら流通業で事業企画等に携わる方にもおすすめ。
田口 冬樹[タグチ フユキ]
目次
第1章 流通イノベーションとは何か
第2章 流通イノベーションと経営者の構想力
第3章 小売業態概念の検討および企業と消費者のマッチング・プロセス
第4章 チャネル・イノベーション
第5章 物流イノベーションのためのSCMと3PLの展開
第6章 ブランドをめぐる企業間関係と戦略提携:OEM vs.OBM
第7章 小売企業のPB商品開発の変化と課題
第8章 グローバル・リテーラーの戦略(1):ウォルマートの動向とグローバル戦略
第9章 グローバル・リテーラーの戦略(2):テスコの動向とグローバル戦略
第10章 まとめと展望
著者等紹介
田口冬樹[タグチフユキ]
専修大学経営学部卒業。専修大学大学院経済学研究科博士課程修了。米国ワシントン大学(University of Washington)客員研究員。博士(経営学)。日本商業施設学会・学会賞優秀著作賞(『体系流通論』白桃書房)受賞。現在、専修大学経営学部・大学院経営学研究科教授。これまで東京大学経済学部非常勤講師、東京工科大学コンピュータサイエンス学部非常勤講師など担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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