内容説明
本書は新しいマーケティングをテーマとして書かれている。マーケティングは大きな激変期であり、大転換を見せようとしている。このような時代のマーケティングとして、従来のそれとの相違点として本書が主張しているものは、理念と体系を別にして列挙すると、第一にマーケティングを企業の第一分野の活動としてでなく、全社的なものとして位置づけていること、第二に経路小売商企業の役割を積極的に導入し、小売商企業との協力関係を前面にだしたマーケティングであること、第三に多様な構成要素をもつプロセスとしての競争概念の内容の豊かさをもつこと、第四にプロセスとしての競争において利益機会の探知を重視すること、第五に三つのレベルの競争状況マッピングを中心とした情報処理通信技術の利用の高度化である。
目次
第1章 序 情報化時代のマーケティングの課題
第2章 マーケティングとは何か
第3章 再論 マーケティングとは何か
第4章 マーケティングシステムの概念枠
第5章 消費者をどう見るか
第6章 小売商企業をどう見るか
第7章 マーケティング競争の世界とその進化
第8章 マーケティング競争戦略
第9章 新マーケティング
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