内容説明
本書は、まちづくりをマーケティングとマネジメントの観点から、分析し方向づけすることを目的としています。そのモデルとして新潟県黒川村を取り上げ、他の町や村のケースを、黒川村を論じながら取り上げています。また、この村を取り上げると、どうしても伊藤孝二郎村長の業績に触れなければなりません。村の発展は伊藤村長の生き方そのものと、言うことが出来るからです。そこで、著者は、二時間にわたり、伊藤村長にインタビューし、その哲学を聞き取りました。本書でもその考え方が、縦横に述べられています。
目次
第1章 わたしは脱帽せざるを得なかった
第2章 黒川村がなぜ注目されるのだろう?
第3章 むらづくり前史
第4章 本格的なむらづくり
第5章 黒川のむらづくり―消費者サービス王国の現在
第6章 農業に裏付けられた消費者サービス
第7章 新規事業による顧客の誘引
第8章 まちづくり戦略マーケティング戦略