出版社内容情報
福井県には優れた企業、興味深い経営を行っている企業が数多くある。
本書は、地方の活性化に関し、企業の営みという観点からみた時に重要な、(1)地名ブランド(2)フランチャイズ加盟店(3)ものづくり(4)中小企業(5)伝統産業などの切り口に加えて、経営理論的にも興味深い具体的な企業を取り上げ、それぞれ1章ずつを費やし掘り下げ追究する。
内容説明
自治体頼みを排し、企業活力を引き出すために―地域活性化実現に欠かせない企業の営みに着目。福井県のユニークな企業7事例を、理論化し提示。
目次
1章 プレイスブランディングによる地名価値の創出―三国湊と北前船を事例に
2章 地方におけるフランチャイズ・システム―加盟店経営者の研究
3章 事業定義からみる価値づくり経営―松浦機械製作所の事例から
4章 サプライヤーとしての中小企業における両利きの経営―日本エー・エム・シーの事例から
5章 Hacoaのケースと経営理論
6章 前田工繊の長期成長戦略
7章 地方IT企業にチャンスはあるか―株式会社フィッシュパスを事例として
著者等紹介
北島啓嗣[キタジマヒロツグ]
福井県立大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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