出版社内容情報
戦略には、企業戦略や競争戦略、あるいは生産戦略からマーケティング戦略、人的資源戦略などの機能別の戦略がある。本書はそのような個々の戦略を統合し、新たな価値を創造しながら競争に対応する戦略経営論について扱う。
戦略経営の基本について論じるとともに、成長戦略や競争戦略、価値創造の戦略を検討。また、近年重要さを増しているグローバル戦略も論じる。長期的な価値の創造にあたっては、部分最適化ではなく全体最適化の実現が求められている。戦略経営論研究に長年携わってきた著者の長年にわたる成果の集成。
目次
第1部 戦略経営の基本(戦略経営論の必要性;戦略経営の研究アプローチ;環境の変化とマネジメント・システム ほか)
第2部 成長戦略、競争戦略と価値創造の戦略(企業の成長戦略;再成長の戦略経営;競争戦略とビジネスモデル ほか)
第3部 企業のグローバル化とマルチ・リージョナル構造、アジア地域戦略(企業のグローバル化プロセス;多国籍企業の戦略とグローバリゼーション;日本企業のアジア経営と戦略 ほか)
著者等紹介
徳永善昭[トクナガヨシアキ]
熊本県生まれ。1970年早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了。1973年早稲田大学大学院商学研究科博士課程単位取得後退学。1980年アメリカ国際経営大学院(AGSIM)修了(Master of International Management)。1981年亜細亜大学経営学部教授。西ワシントン大学交換教授、国際交流委員長、大学院経営学研究科委員長、図書館長。2011年国際戦略経営研究学会(会長)。現在、亜細亜大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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