出版社内容情報
グローバル化する日本企業が導入すべき人事制度、また、その導入プロセス、また、日本に限らない多国籍企業の戦略・人事制度・成果を検討している。
内容説明
本書は、日本企業を対象とし、それら企業のグローバル戦略及びHRMシステムという切り口から、グローバル人的資源管理とは何かという大きな研究課題の解明に焦点を当てている。グローバル企業に求められる人的資源管理とは何か、その構築・実践に向けて日本企業は何を、どのように変えなければならないのか。規範論ではなく、その実践的な課題を解明した。
目次
第1部 理論的考察(GHRM研究の特徴と位置づけ―国際人的資源管理研究の発展系譜を踏まえて;日本企業における経営現地化の諸課題;日本企業のIHRMのグローバル化―HRMシステムのグローバリゼーション;成果主義HRMに関する懐疑論の批判的検討)
第2部 実証的考察(武田薬品工業におけるGHRMシステムの導入・構築プロセス;オムロンにおけるGHRMシステムの導入・構築プロセス;日本企業におけるGHRMシステムの実証分析)
結論と残された課題
著者等紹介
笠原民子[カサハラタミコ]
静岡県立大学経営情報学部講師、博士(経営学)。1977年東京都杉並区に生まれる。創価大学経営学部を首席で卒業後、神戸商科大学大学院(現兵庫県立大学大学院)経営学研究科に進学。2008年同大学院経営学研究科博士後期課程修了。四国大学経営情報学部助教を経て、2013年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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