内容説明
経営活動に貢献する人的資源マネジメントとは、目指す成果の意義と内容、それに至るプロセスをはじめ、取り組む活動のあらゆることに「意識化」の度合いを高めることで実現する。本書は、それらにかかわる理論的根拠と実践的示唆を実証データを添えながら、組織心理学の観点から提示する。
目次
第1章 組織と人的資源マネジメント
第2章 成果主義の本質
第3章 相互充足性原理
第4章 意識化することの促進効果
第5章 セルフマネジメントによる学習
第6章 成果主義とチームパフォーマンス
第7章 チーム力
第8章 目標管理とその効果的運用
第9章 職務特性と目標管理制度の有効性
第10章 今後の人的資源マネジメントへ向けて
著者等紹介
古川久敬[フルカワヒサタカ]
九州大学大学院人間環境学研究院教授。九州大学ビジネススクール教授併任。教育学博士(九州大学:1987年)。1947年生まれ。九州大学大学院教育学研究科修士課程修了。主たる研究関心:人的資源のマネジメント、モチベーション、組織コミュニケーション
柳澤さおり[ヤナギサワサオリ]
中村学園大学流通科学部准教授。博士(人間環境学)。1971年生まれ。九州大学大学院人間環境学研究科博士後期課程単位取得退学。主たる研究関心:人事評価における情報処理過程、目標管理制度の効果的運用
池田浩[イケダヒロシ]
福岡大学人文学部講師。博士(心理学)。1977年生まれ。九州大学大学院人間環境学府博士後期課程修了。主たる研究関心:組織におけるリーダーシップ、職場のチーム力(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。