内容説明
昭和６０年代を迎え、「減量経営の時代」から「研究開発の時代」に突入し、新製品開発によって低成長下の繁栄をかちとることが企業の生命線となった。本書では、民間企業における研究開発費に限定し、第１部では「研究開発費の会計」を論及し、第２部では「研究開発費の管理」を論述し、また第３部では「研究開発費の会計・管理」を追補している。こと研究開発費に関する限り殆どすべての問題を１６章にわたって詳述している。
目次
第１部 研究開発費の会計（研究開発費の意義と実態；研究開発費の会計処理；研究開発費の会計基準；研究開発費の原価計算；研究開発費の損益計算；研究開発費の資産計上）
第２部 研究開発費の管理（研究開発費の管理方式；研究開発プロジェクトの設定；研究開発活動の予算管理；研究開発費の予算管理；研究開発費の内部監査；研究開発費の費用効果分析）
第３部 研究開発費の会計・管理（わが国における研究開発費会計の実態；わが国における研究開発管理の実態；日本電気の研究開発費の会計・管理；研究開発費の会計・管理の例解）
