文庫クセジュ<br> クレタ島

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  • サイズ B40判/ページ数 192,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784560510049
  • NDC分類 209.3
  • Cコード C1222

出版社内容情報

ヨーロッパ・アジア・アフリカ大陸から等距離に位置するクレタ島。古代ミノア文明から第二次世界大戦まで、波乱に富んだ歴史をたどる

波乱に富んだ歴史をたどる
 本書では、クノッソスを発見しミノア文明の研究の基礎を築いたエヴァンズとその功績、またその文明の繁栄から衰退までの叙述に、半分以上の紙数を割いている。原始時代からヘレニズム時代を経てローマ時代の終焉にいたるまでの記述を加えると、全体のほぼ四分の三のスペースを使って我々を中世の入り口に導く。
 もちろんそれ以後の歴史が疎かにされているわけではない。キリスト教時代、ファーティマ朝によるイスラム化、ビザンティン帝国の支配、ヴェネツィアからの移民による統治、さらには第二次世界大戦におけるドイツ軍とイギリス軍との戦いの舞台となるまで、歴史の波に翻弄されながらも、島の独自性を守りつつ生き抜いたさまざまなクレタが、小さなスペースのなかで描かれる。

内容説明

ヨーロッパ、アジア、アフリカ三大陸から等距離に位置するクレタ島。古代ギリシア・ローマにおいてその島は世界の中心と考えられていた。ギリシア神話やホメロスによって語られた島の伝説は二十世紀初め、それに符号するような文明の存在がアーサー・エヴァンズによって明らかにされた。本書では歴史の波に翻弄されながらも、島の独自性を守りつつ生き抜いたさまざまなクレタが描かれる。

目次

第1部 古代のクレタ島(ミノス王のクレタ島の発見;ミノア時代の諸段階;ミノア時代における制度;ミノア時代の社会組織の変化と経済活動;ミノス王時代の宗教;ミノア芸術;ミュケナイ文明とドーリア人の貢献;古典主義時代ならびにヘレニズム時代のクレタ島;ローマの平和)
第2部 近代のクレタ島(ビザンティン時代のクレタ島;クレタとヴェネツィア共和国;クレタとトルコ;クレタとギリシア)

著者等紹介

テュラール,ジャン[テュラール,ジャン] [Tulard,Jean]
1933年生まれ。歴史家。専門はナポレオンないしナポレオン時代、映画史。ナポレオンや映画に関する著書多数

幸田礼雅[コウダノリマサ]
1939年生まれ。1966年東京大学仏文科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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belier

4
ミノア時代に頁が多く割かれていて、ミノア文明が目的だったのでよかったが、原書が最初に出たのが62年で、記載内容が古くなっているものもあるようだ。ミノア芸術が詳しく説明されているが図版がなく、文字だけではピンとこなかった。訳者も気にしたのか、あとがきでネットを参照してくださいとあった。中世から近代までは駆け足で紹介されている。クレタ島は地中海のど真ん中の島のせいか、支配者の移り変わりが世界史の覇権争いと連動しているようで、意外と言っては何だが、波乱万丈でなかなか面白かった。2023/09/09

おりひら

1
ギリシャ神話が好きであり、藤村シシンさんの講座を受けてたせいもあり、クレタ島というキーワードに魅かれて手に取った。古代から現代までのクレタ島について解説している。が、そのほとんどは、古代のクレタ島について考察している。多くの遺跡や遺物から判断される古代クレタ社会だが、そのほとんどは、解っていない。ただ、大きな文化圏があったことは解る。が、歴史時代以降、大国の思惑で振り回され続けた。時代は変われど要所であることは変わりなかったのだろう。で、現状のクレタ島には、多くの問題を抱えて、内容が他人事に見えない気が。2020/04/20

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