内容説明
ピネル、エスキロール、グリージンガー、シャルコー、フロイト、クレペリン…彼らの足跡を二〇〇年にわたってたどる。躁うつ病、統合失調症など、心を病んだ人への「寄り添い」と「抑圧」の道のりが浮かびあがる。ヨーロッパを中心に、歴史と現状を簡潔に解説した入門書。
目次
第1章 先駆者たちの時代
第2章 転換期の一八五〇年
第3章 実証主義の時代
第4章 精神病理学とショック療法の時代
第5章 活動家の時代
結論 経済の時代
著者等紹介
阿部惠一郎[アベケイイチロウ]
1949年生まれ。早稲田大学仏文科卒業、東京医科歯科大学医学部卒業。創価大学教育学部教授。司法精神医学、臨床心理学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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