出版社内容情報
(小島憲之・木下正俊・佐竹昭広)
巻十八?二十を収録。巻十八には陸奥の産金を寿ぐ長歌があり、巻十九の「春の野に霞たなびきうら悲しこの夕影にうぐひす鳴くも」など三首は家持の代表作。また、愛する者との悲別の情を切々と訴えた、巻二十の防人歌は、今も私たちの胸を打ちます。そして、因幡国庁での家持自作の新年を祝う歌が四千五百余首の掉尾を飾って、『萬葉集』は完結します。全六冊の初句索引付。
内容説明
本書は、現代多くの読者に『万葉集』に親しんでもらえるように配慮して、読み下し本文を左ページに、現代語訳を右ページに示して対照しやすくし、下段に簡潔な注解をほどこしたものである。
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