出版社内容情報
冠詞は何のためにあるのか、フランス語話者はどう使い分けているのか。最初に習うのに最後まで難しい、冠詞の正体を解き明かす。
内容説明
さらに、もう一歩先へ。そもそも冠詞は何のためにあるのか。フランス語話者はどう使い分けているのか。最初に習うのに最後まで悩まされる、冠詞の正体を解き明かす。
目次
第1章 冠詞の謎を解く鍵(冠詞は何のためにあるの?;謎を解く最初の手がかり ほか)
第2章 定冠詞の意味(定冠詞単数の正体は唯一性;共有知識における唯一性 ほか)
第3章 不定冠詞と部分冠詞(定と不定の対立、全体と部分の対立;可算名詞と不可算名詞(1)有界性と均質性 ほか)
第4章 総称を表す名詞(総称とは何か;定冠詞単数と定冠詞複数による総称(1) ほか)
第5章 冠詞をめぐるさまざまな謎(特定できないものに定冠詞を使うとき(1)
特定できないものに定冠詞を使うとき(2) ほか)
著者等紹介
小田涼[オダリョウ]
京都大学総合人間学部卒業。2000年から2002年までストラスブール第2大学に留学、DEA(言語科学)取得。2002年から2004年までパリ第4大学に留学。京都大学にて博士(人間・環境学)の学位を取得。現在、関西学院大学文学部文学言語学科教授。専門はフランス語学、言語学。著書に『認知と指示 定冠詞の意味論』(京都大学学術出版会、第29回渋沢・クローデル賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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