内容説明
人間・孫の原点とビジョンを活写した、決定版評伝。
著者等紹介
井上篤夫[イノウエアツオ]
1947年7月、岐阜県生まれ。早稲田大学文学部中退。アメリカ関連の著訳書多数
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感想・レビュー
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とーんぷーん
16
面白かったです。インターネット黎明期から、この今の世の中を見通していた先見性はすごい。ビジネスに対しての愚直さ、動きの早さ、スマートさなどが伝わってくる。日本だけでなく世界的に有名な人々にもどんどん会ってきてワクワクしながら読んでいた。ムーンショットみたいな高い志が人をどんどん成長させていくのだろう。イーロン・マスクと同じ種類の人なんだろうな。2022/01/07
Hiroki Nishizumi
5
孫正義の若い頃の努力と前向きな価値観形成が分かって、読んで良かった本だと思う一方、作者の未熟さが目について辛い。もう少し客観的で正確な描写を心掛けないと、単なる御用作家になってしまうのではないか…2013/06/26
masa_1011
3
孫正義の伝説的な生き様を描く。といっても、本人にとっては、自分が思う通りに、当たり前のことをやったまでと考えているだろう。一番目に考えた事が、本当に自分のやりたいこと。多くの人は、その後に「やらない理由」を付け足す、または「こっちの方がいいんじゃないか」と二番目を取る。そうやって、子供から大人になり、やがて年老いて死んでいく。 どちらにしろ死ぬなら、一番目に考えた事をやりたい。2018/02/04
akira
3
気になっていた本。 半生を綴った自叙伝的なものでもあるが、ソフトバンク社設立当初からどのようなビジネスを行なってきたかが具体的で良かった。 特に、アメリカのM社やその会長との長年の経緯などは非常に興味深かった。 少しネタバレになるが、アップルやiPhoneについての内容はなかった。 他の本でそのあたりを触れているなら、そこも気になるところである。2012/11/23
Maebashi Takumi
2
もっとも大事なこと。1に志と理念 2にビジョン 3に戦略2019/07/27